敬老の日、義母にプレゼントしたいけど何を贈ったらいいかわからない。そんなときは迷わず年配の方にウケのよい鉄板スイーツを贈りましょう。年配の世代から喜ばれる定番のお菓子選びのコツを実例をあげてご紹介します。
姑への敬老の日プレゼントを贈る前に知っておきたいこと
嫁から贈る「敬老の日プレゼント」は何より微妙な気遣いが必要となりますよね。
「敬老の日」とはお年寄りを敬いお祝いすることですが、今のシニア世代は若々しい人が多く、お年寄り扱いされること自体、嫌がる人も。嫁の立場として「敬老の日」をお祝いする必要があるのかさえ疑問に思うかもしれませんが、少し考え方をシフトチェンジし、
人生の大先輩として尊敬の意味を込めて贈り物を渡すと考えればいかがでしょう。
贈り物の本髄は「相手を喜ばせたい気持ち」です。それさえブレなければきっと贈り物の気持ちは伝わるのですが、ちょっとしたコツを押さえるだけで喜ばれる率があがります!そんなコツをお菓子選びに絞ってご紹介します♪
年配の人から喜ばれるお菓子選びの5つのコツ
- ネームバリューのあるもの
- 少量で上品、縁起がいいもの
- 固いものは避ける
- 持病などで制限されているものは避ける
- 張り切りすぎず、平凡すぎず。
お姑さんも様々な嗜好、生活スタイルの方がいらしゃるので万人ひとくくりにはできませんが、若い人に贈るならともかく、奇をてらったものや流行ものは戸惑われるだけでしょう。
また、自分の親などとは違って微妙な関係の姑さんなので、それなりの常識のあるギフト選びが必要です。
では年配の方へならではのプレゼントを具体例を上げながら順番にご紹介していきますね。
1.ネームバリューのあるもの
やはり「名の通った」もの、誰もが知っているブランド名は鉄板ですよね。そこのブランド名のものだったらどれを選んでも間違いないという老舗のスイーツ。その中でも鉄板中の鉄板は…
具体例
他、百貨店で並んでいるブランドであればほぼ間違いないです。
武蔵屋総本店、文明堂や京都ブランドもおすすめです。
2.少量で上品、縁起の良い物
お年寄りになると食は細くなるため、「おいしいものを少し」食べるほうが満足感があります。
量が多いと食べきれずもったいない感がでて「賞味期限までに食べなきゃ」と負担になります。
少量でちょっと高級感のあるもの。そして色合いがめでたい感のある紅白だったり、縁起がいいもの、季節にちなんだ旬の素材のスイーツだったり、上品な淡い色合いのスイーツだったら開けた瞬間、ぱぁ~と幸せな気持ちになりますよね♪
昔から好きだったからといって大きなどら焼きを贈ったりは避けたほうがいいです。
具体例
このような一口サイズで色も味も楽しめるもの、おすすめです。
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3.固いものは避ける
お年寄りの方に、固いせんべいを贈る人はまずいないと思いますが、できればひと口かふたくちサイズのもの、ツルンとのどごしのよいもの、など食べやすさも喜ばれるお菓子選びのコツです。
具体例
千疋屋といえば高級なフルーツで有名ですね。そのくだものを使ったゼリーは絶品です♪
4.持病などで制限されているものは避ける
糖尿病など持病のある方に甘すぎるスイーツは返って失礼になりますよね。また、塩分制限など事前に最低限のNGな食べものは把握しておきましょう。
もしどうしてもわからない場合はくだものの詰め合わせなどはいかがでしょう。
5.張り切りすぎず、つまらなすぎず。
ネットで流行っているから~といって自分の感性を押し付けるのはNG。若い世代は物珍しさも手伝ってインスタ映えするような流行ものは喜ぶでしょうが、年配の方は安心な、伝統ある菓子折りのほうがうれしいものです。
かといってあまりにも無難なものもサプライズ感がなくてつまらない、
ですよね。そんなときは自分の出身地の地元名産菓子を贈ってはいかがでしょう。
さり気ないふるさと自慢、自己アピールで全然、イヤミありませんよね。
それより地元を愛するイメージは好感が持てます。またそこから地元話しで会話が盛り上がるかも!?
具体例
青森県南部地方で昔から栽培されていた「南部柿」と呼ばれる「妙丹柿」を使ったスイーツ。冷凍なので一年中味わえます。
他の地元名産品を選ぶには▶産直お取り寄せニッポンセレクト
姑ギフトなぜお菓子を贈るの?花でも雑貨でもない理由
自分の親でない姑へのプレゼントは毎年悩むのではないでしょうか。もらって困るものだったり、いらないなぁ~と思っていても伝えてはもらえません。私の場合も「迷惑ではないのかな?喜んでくれるのかな?」と毎回探り探り。なんとなく夫からの薄い情報を頼りに毎年手をかえ品をかえ贈り物を考えてとても疲れました。
そんなこんなで私の経験から検証した結果、たどり着いたのがきっぱり、
「敬老の日は年配ウケのよいちょっと高級スイーツにする」
ということです。なぜなら
そもそも好みがわからないので身につけるもの、置物などの雑貨はリスクが高いですし、一番無難かと思える花も意外と手入れやその後の扱いが面倒で迷惑に思われることもしばしばあるようです。(経験済み)
そこで、思いついたのが食べるもの。昔気質の方は自分のために贅沢品をあまり買いませんよね。まして食べてすぐなくなるものに高いお金を払うのはもったいないと思ってしまいます。だからこそ、自分では買わないけど「おいしそう」と興味があるような老舗の上品なスイーツがいいというわけです。
「残る」ものはいらない。
ちょっと上品老舗の菓子折りはパッケージもすごく素敵。フタを開けたら幸せ感がふわ~と広がるそんな瞬間をおいしさとともにプレゼントしてはいかがでしょうか。
あとがき
こちらでご紹介したのは私自身の経験を踏まえた「一例」です。中には後々「残るもの」が記念としていいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
その場合だと、手作りのメッセージカードを添えたり、包む風呂敷をおしゃれなものにしてそれごとプレゼントしたりといろいろ工夫はできます。
肝心なのは、なにより「喜んで欲しい」という思いです。その中で私がもし姑の立場だったら欲しいもの、または自分が長年嫁の立場として贈った中での失敗、成功などを経てたどり着いた贈り物のコツをまとめました。
年配の方々にはそれぞれの好き嫌いの好みがあるのでスイーツ選びのヒントとしてご活用くださいね。