夏バテになるといつもお腹をこわす、胃が痛い、食欲不振になるという人、今年こそ夏の食生活改善で元気に過ごしましょう!!
特に、家族の健康を預かる主婦にとっては頭が痛い夏の食事作り。家族ばかりか自分まで夏バテでぐったりになったら大変です。
夏バテで胃腸にくるタイプはどんなことが原因かそしてその食生活のコツをご紹介します。
夏場の食生活あるあるチェック!!
- 夏場は冷たいアイスばっかり食べる
- 食欲がなく、食べても麺類しか食べられない
- のどが渇いたら清涼飲料水をごくごく
- 肉類は胃がもたれそうなので夏場は肉系パス
当てはまる項目が一つでもあれば立派な「胃腸不調系」夏バテタイプ。胃腸が悲鳴をあげています!これからお話する夏バテの原因と予防、食生活改善のコツでしっかり対策とりましょう♪
夏バテで胃やお腹がが痛くなる、胃腸にくる人の原因と対策
夏場は冷たいアイスばっかり食べる
◎原因
冷たいアイスやかき氷で胃に刺激を与えることで、胃が収縮、さらに交感神経が優位になり消化液の分泌が抑えられてしまい、
胃腸の働きが弱る。→ 冷たい飲み物の刺激で胃がダメージを受ける
◎予防
夏場のおやつにはつい冷たいアイスやかき氷など食べたくなりますが、そこをちょっと我慢。
プルーンなどのドライフルーツや大豆バー、豆乳クッキー、などビタミンB群が豊富なおやつにチェンジ。
夏の暑さに奪われるエネルギー不足をビタミンB群が助けてくれます。
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のどが渇いたら清涼飲料水をごくごく
◎原因
甘い清涼飲料水には砂糖などの糖質を含むものもあり、一気に飲むと血糖値が急に上がり、また余分な糖質を排泄するために尿として出すので脱水を起こしやすい。のどが乾くので更に飲むという悪循環をおこす。
◎予防
水分をうまく循環させるために、飲料水で摂りたいのは一日1~1.5リットル。
水分はこまめに、少なめ、早めに常温で。ミネラルウォーターだと発汗で失われたミネラルも補給できるのでおすすめ。
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食欲がなく、食べても麺類しか食べられない
肉類は胃がもたれそうなので夏場は肉系パス
◎原因
麺類は糖質(炭水化物)ですよね。
夏の暑さ負け、冷たい素麺や麺類などばかりになると糖質過多になり、栄養バランスがくずれてエネルギー不足になり、胃腸の弱りだけでなく倦怠感や疲労感も出てきます。→麺類ばかりで糖質摂り過ぎることで栄養バランスがくずれてスタミナ不足。
◎予防
暑くて食欲がないのに無理やり食べるのもつらいですよね。
簡単に夏の食生活を改善する方法を5つ紹介します。
夏の食欲不振を解消するコツ
1.夏バテが防げるちょい足しトッピング調味料が簡単に夏バテ防止に!
和食なら柚子胡椒がおすすめ。香りが副交感神経を優位にして消化吸収の働きを高めるし、
柚子胡椒の唐辛子のカプサイシンが胃酸分泌を促進。
中華だと、一時期大ブームにもなったラー油。冷奴や餃子ラーメンなどに数滴たらすと風味もアップし、
にんにくのアリシンが食欲増進の働きをします。
イタリアンなどだとバジルペーストなど。バジルに含まれる香り成分が胃腸を元気にさせ、ビタミンやミネラルも豊富。
市販のものをネット購入でも手軽にすぐ利用できますし、手作りで作りおきして冷蔵庫に常備しておくと、麺類にトッピングすることで食生活を改善させることが簡単にできますね♪
2.食前にホットのハーブティーを飲む。
これは個人差もあり、自分の好きなハーブティを選ぶことがコツです。好きな香りでリラックスし、消化管の血流を良くする
副交換神経をオンにすることが目的です。食前に飲むことで消化吸収がスムーズになり、栄養素も取り込みやすくなるということです。ホットで。但しハーブの種類によっては効果に違いがあります。ラベンダーは研究によってリラックス効果は確かめられています。
3.彩り、香りなど五感を刺激して食欲アップ
素麺だったとしても彩り良く、青いネギ、赤いトマトを加えたり、
涼し気なガラスの器に盛り付けたするだけで、栄養も食欲もアップします。
香りの良い香味野菜や、食感の違うトッピングなどの五感を刺激するちょっとした工夫で
食事が楽しみになりますね。
4.さっぱりした酸味のあるレシピで腐敗も防いで食欲増進
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さっぱりしたものがやっぱり欲しくなる暑い夏の食卓。酸味は菌の繁殖を防ぐだけでなく、
唾液の分泌を促して胃腸の働きを良くする役割が。
男の人で酢の物が苦手という人が多いと聞きますが、レモンや柑橘系などの優しい酸味を利用すればOK。
5.ネバネバ食品と肉類(orマグロ)でスタミナつける
本当はうなぎと言いたいところですが近頃高価ですし、手に入りにくいですよね。しかもうなぎって本当は旬は冬なんです。
夏のうなぎは痩せていて味もよくない。わざわざうなぎに固執しなくても大丈夫です。
その代わり納豆や長芋などのネバネバ食品と肉類をあわせてとることでスタミナアップ!肉類のかわりに、マグロでもOK。
以上いかがでしたか?自分が取り入れやすい、これなら手軽にできそうというものから無理せずやってみてくださいね。
ネットでもいまは便利なものがいっぱい。夏バテするくらいなら少々出費してでも便利ですぐ使える市販のものを利用するのもひとつの方法です。体質や、好き嫌い、好み、個人差はいろいろあると思います。まずはいろいろ試してみてくださいね♪
夏に胃が弱る、お腹をこわしやすくなる時のからだのしくみ
(おまけ、ちょっとこむずかしいお話です。)
[su_note note_color=”#fefed1″]大きな原因は 「酸素や栄養を運ぶ血液が胃腸に行き渡りにくくなること。」です。 猛暑によって必要以上にからだの内部の深部体温があがるため、クールダウンしようと発汗するために 皮膚表面に血液が集結し、平常の深部体温(37度前後)に保とうとします。 そうするとからだの中で血液の争奪戦が始まります。少なくなった残りの血液をどの部分がどれだけ配分してもらうか。 一番の優先順位はやはり脳や心臓。 あとの血液配分量で他の臓器、胃腸などがやりくりしていかないといけません。 酸素と栄養素を運ぶ血液が消化器系胃腸に回りにくくなり、 せっかく食べても消化吸収がうまく機能せず、栄養素が入りづらくなり夏バテへとなっていくのです。 また、猛暑や高温多湿の不快感でのストレスによっても、自律神経のコントロールがうまくいかなくなって、胃腸を弱らせる原因に。 さらに冷たいアイスや飲み物で胃に刺激を与えることで交感神経が優位になり消化液の分泌が抑えられてしまいますます胃腸の働きが弱るというしくみです。[/su_note]