2016年の敬老の日は9月19日。その日が近づくと気持ちがざわざわ。今年は何を贈ろうか毎年やってくる敬老の日のプレゼント選びはいつも迷ってしまいませんか?日頃あまり接触の少ないおじいちゃんおばあちゃん、何が喜ぶのかさっぱりわからない、敬老の日の贈り物選びは毎回悩みのタネという方に、失敗例を参考に「失敗しない敬老の日の贈り物」を選んでください。
敬老の日のプレゼント失敗例「お姑さんに選んだ服」
<30代女性>
結婚して子どもができてから、おばあちゃんにあたるお姑さんには敬老の日毎年何か贈っていました。たまたまお姑さんが山登りが好きと主人に聞いていたので山登り用に軽いパーカーを選びました。
色が2~3色しか在庫がなく、何色がいいか主人から本人に電話して聞いてもらったら、遠慮したのか「何色でもいいよ~~」と。
そこでショッキングピンクは派手すぎて着にくいと思い、私の好きなシンプルなグレーを選んだところ、さんざんな目にあいました。
敬老の日当日、プレゼントを開けるなり、「暗い~。こんな暗い色・・・。おばあさん色やわ。」と大変ショックを受けた模様。お姑さんもまだその頃60代の若さだったので地味な色がいやだったんでしょうが、「だから聞いたのに・・・」と私の方も心の中でショック。お互いしばらく気まずい感じになった最悪の失敗例です。
私にとってグレーはおしゃれな色だったんですが、お年寄りへのプレゼントは明るいやさしい色をおすすめします。
敬老の日プレゼントの失敗例「鉄板のプレゼント花を贈って・・」
<40代女性>
義母は特に趣味もなく、家の中も飾りっ気がなく殺風景だったので。心が華やぐように敬老の日に毎年花を贈っていました。手入れなどの手間がかからないようにと「プリザーブドフラワー」を。喜んでくれているものとばかり思っていたら・・・。
いつものように花の贈り物をしたある年、主人から聞いた義母の本音。
「花がたまってきて困る。埃たまるから飾ることもできないし。それにこの花は枯れないから処分もできない。」
花も安いものではなかったし、予算を工面して毎年贈っていたものがこんな風に思われていたなんて!大変傷つきましたがよく考えてみたら義母の気持ちもわかるかも。確かに思いやりが足りなかった押し付けがあったかもしれません。
捨てれないものを贈るのは要注意。
これらの例からもわかるようにこちらは悪気がないのに、通じあえないのはやはり姑と嫁の関係が多いようですね。やはり実家の母への贈り物とは大幅に差が出てくるようです。普段接触がなかったり、相手の趣味嗜好がいまいち把握できていなかったり、又贈られるお姑さん側も実の息子から直接プレゼントされたものなら何でも喜んだのではないでしょうか?プレゼントは本当にむずかしいですね。
では敬老の日のプレゼント失敗しないためにはどういう事を気を付けたらいいでしょうか?
敬老の日のプレゼント失敗しないために気を付けたいこと
一般的に敬老の日のプレゼントで喜ばれるものはお菓子、取り寄せ品、お花、食事、旅行等です。
人気ランキングなども参考にしてもいいんですが贈る相手おじいちゃんおばあちゃんの健康状態や一人暮らしか、否かなどそれぞれで喜ばれるものは違ってきますよね。
一番いいのは「今何が欲しい?」と本人に何気なく聞いておくこと。昔の人は遠慮してあまり欲しがらない人が多いですが、ぽろっと気になっているものを言ってくれたら占めたもの。一番喜込んでくれる贈り物ができます。
それが無理なら、プレゼント別に下のチェック項目に当てはめて失敗しない敬老の日プレゼントを選んでみて下さい。
食べ物プレゼントで喜ぶのはこんなおじいちゃんおばあちゃん。
- 歯が悪くない人
- 食事制限を医師からされていない(特に持病がない)
- 日頃からよく食べる
- おいしい物が好き
メリット・デメリット
食べ物の贈り物は一番無難で気軽。受け取る側の負担も少なく、スムーズに渡せます。
一方、物足りなさを感じる人も。出来るだけ食べ物だけでなく、手書きのカードやメッセージを添えて渡すことで気持ちを伝えて下さいね。
お花プレゼントで喜ぶのはこんなおじいちゃんおばあちゃん。
- 余り外に出たがらない
- 人付き合いは多い方ではない
- 絵や手芸などが好き
- 花を見に行くのが好き
メリット・デメリット
ちょっとロマンチックな人、おしゃれで美しいものが好きな人にお花は喜ばれます。気を付けたいのはおうちでお花を育てている人へのお花の贈り物。こだわって自分でお花をたくさん育てているのでプレゼントとしてもらわなくても・・・とあまり感動はないようですよ。
そういう人には園芸向けのおしゃれなグッズなどを選んで贈る方が喜ばれます。
旅行プレゼントで喜ぶのはこんなおじいちゃんおばあちゃん。
- 夫婦二人暮らしの人
- どちらかが行動派
- 好奇心旺盛の人
メリット・デメリット
一人暮らしのお年寄りには旅行をプレゼントしてもいく相手がいないので余計に寂しくなるだけ。そんな場合は孫とともに家族旅行に連れて行ってそこでお祝いしてあげるのがおすすめです。おいしいものを家族と囲んで写真を撮り、後日きれいに飾ってプレゼントしてあげたらどうでしょうか。旅行は予算オーバーになるなら食事を一緒にするだけで楽しい時間と思い出をプレゼントできます♪
まとめ
いかがでしたか。相手が喜ぶプレゼント選びってむずかしいですよね。でも贈られる側の身になって考えたら、自分を喜ばせるためにいろいろ悩んで時間をさいてプレゼントを選んでくれたその事実が嬉しかったりします。
プレゼントって気持ちの表れです。義務感で贈るのと、本当に相手を喜ばせたくて一生懸命頭をひねって贈るものは伝わるものが違ってくるんですよね。
面倒だからと言っておざなりなもので済ますのではなくて、年間の楽しいイベントとして組み込んでしまえばプレゼント選びも失敗なく楽しくできる様に思いました。
さぁ、今年は何を贈りましょう♪