ひざに痛みを感じる人は60歳以上だと二人に一人もいるということです。
今朝の「ゲンキの時間」で放送された「ひざの痛み」についてのとっても役に立つ情報がたくさんありました。
同世代でもひざが痛い人と痛くない人がいますが、
この個人差が出るひざの痛みの原因とは?
- 若いころにスポーツでケガをした人
- 加齢による筋力の低下
- メタボなど太り過ぎ
- O脚
などです。
では
日常にできるひざの痛みを軽くする方法とは!?
それぞれの原因によってコツがあります。
加齢による筋力低下
加齢によってどんどん筋力が弱ってきます。ひざは周りを筋肉で覆われてるので
その筋力で支える事によってひざの負担を少なくすることができるんです。
下記で紹介するような、簡単な筋トレやストレッチを毎日10分でも続けましょう。
簡単な筋トレ
- 仰向けに寝転び、片方の足は曲げて、もう片方をゆっくり上げ下ろし。各足5回ずつ。
- 横向きにねて、片方の足は床に45度に折り曲げ上になった足を上下にゆっくり動かす。(各5回)
- 仰向けになって両足を折り曲げ布団をひざの辺りで挟む。そこでギュッと力をいれたり、ゆるめたりを10秒間隔で10回
メタボなどの太り過ぎ
これは言うまでも自分の体重にひざが支えきれず、ひざを痛めていることなので、
健康的にベスト体重に戻すことが必須です。
O脚
この中で不思議に思うのはO脚の人がなぜひざ痛の原因になるのかということですよね。
内側に重心がかかるため、それを支えるひざの関節の負担が大きくなるんです。
なんと日本人の8割がO脚。それは畳文化でひざを深く曲げて座る正座が多く大腿骨とその下の骨とが大きく曲がるためと説明されていました。
そういえばあの人気モデルの道端アンジェリカ姉妹が正座は小さい頃から母親から禁止されていたと聞いたことがあります。脚を美しく保つために必要だったんですね。すごい。
自分がO脚かどうかは靴を裏返して靴底の減っている部分を見ればわかります。外側がへっていれば
間違いなくあなたはO脚です。
日常動作でひざの痛みがよく感じるのはどういう時?
- 階段の降りる時
- イスに座る時
- 体重が増えた時
などですが、ちょっとした工夫でひざの痛みを軽減するコツがあります。
日常動作のひざの痛みが軽減するちょっとした工夫とは?
階段の昇り降りの時、
- 手すりにつかまる
- 一段下り・・・・手すりが無い時は一段ずつ足をそろえて降りる。
イスに座る時、
- 掛け声をして手をつきながら動作する。年配の人がよく「ドッコラショ」
とか言いながら座るのは理にかなっているんです。発声することによって腹筋が動き、ひざの負担が減るということです。
太り過ぎは個々いろいろな原因があるので、自分が続けやすい方法で健康な体重に戻していきましょう。
ひざの痛みは軟骨成分がすり減ってしまっため、骨と骨同士を直接こすりあわせてしまうことなどによって生じる痛み。「変形性ひざ関節症」という病気です。
一度すり減ってしまった軟骨はもとに戻ることはありません(※)。手遅れにならないように今のうちから対策とりたいですね。
(※最新治療で軟骨成分の再生方法が今研究中。5年10年先になるかも。)
ひざ痛防止の3つのポイント
- 適度な運動
- 筋力や関節を柔らかくする
- 太らない
この3つのポイントをいつも思い出して毎日の習慣にし、いつまでも元気で自由に歩き回れる身体を保ちたいですね!