お彼岸は春彼岸と秋彼岸の年2回あります。
2015年の秋彼岸は 平成27年9月20日～9月26日まで。
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| 彼岸入り | 秋分の日（中日） | 彼岸明け |
| 9月20日（日） | 9月23日（水） | 9月26日（土） |
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お彼岸の期間の決め方は、秋分の日（＝中日）を真ん中として前後3日間を合わせた7日間。
（ちなみに来年2016年春の彼岸は平成28年3月17日～3月23日まで、2016年秋の彼岸は9月19日～9月25日までです）
このお彼岸の決め手となる秋分の日は日付で決定しているわけではないので毎年お彼岸の期間は微妙に変わるんです。
じゃぁ、秋分の日ってどうやって決まるのかというと、太陽が秋分点に達した日で、国立天文台が作成する「暦象年表」というものに基づいて閣議で決めるそうです。毎年2月1日付けで翌年の秋分の日が決まります。（春分の日も同じ）
国の祝日なので官報でもお知らせされるそうです。官報ページ
毎年、今年のお彼岸っていつからいつまでなのか覚えられなくて迷っていたんですが、これで納得です。
ちなみにお彼岸の始まりを「彼岸入り」お彼岸の最終日を「彼岸明け」といいます。
お彼岸の期間がわかったところで、お彼岸のお墓参りの方法は？日本のしきたりをちょっとおさらいしてみましょう～。
お彼岸のお墓参りの方法を教えて！
お彼岸の中日の「秋分の日」は「祖先を敬い、亡くなった人々をしのぶ」という意味があります。
お墓参りは地域や宗教などによって、風習が違う場合がありますが、一般的なお墓参りの流れをご紹介します。
- まず到着したら、お墓に手を合わせる
- 夏などだと雑草が生い茂ってることがあるので草抜きをして手入れしたり、墓石の汚れなどをきれいに掃除。
- 水を墓石にかけて清めて、お供え物、お花を添え、線香をともす。
- お墓に手を合わせる
お墓参りの気をつけたいポイント
- お供え物のお菓子や果物などは直に置かず、二つ折りにした半紙を敷いた上におきます。
- お墓参りは先祖にあいさつし、いつも見守ってくれていることへの感謝の気持ちを伝えましょう。
願いことをかなえてもらうためにお墓参りをするのではないですよ～。
お彼岸のお墓参りの持ち物は？
- お供えもの（食べ物や、お酒など故人の好きだったもの）
- お供えの花
- お線香
- ロウソクやチャッカマン（お線香に火をつけるため）
- 手桶と水とひしゃく（霊園で借りられるところも）
- 掃除道具（布切れ、スポンジ、小さいほうきとちりとり、ナイロン袋）
大分ご無沙汰しているお墓だと結構汚れている場合が多いので、古歯ブラシやたわしなども持参してきれいにしてあげましょう。
こんな便利なお墓参り用セットもあります。お手頃価格だし、毎回揃えるのが面倒な人にいいですね。
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お彼岸のお墓参りでお供えする花は何がいいの？
お墓にお供えというと菊を真っ先に想像しますが、特に菊でなけらばいけない決まりはありません。一般的にはお彼岸の花としては白色や淡い色が好まれます。白百合やトルコキキョウ、カーネーションなど優しい、慎ましやかなイメージの種類を選ぶのがいいでしょう。昔は「しきみ」でしたが今はその季節の四季折々の花を添えるほうがご先祖さまが喜んでくれそうですよね！
お彼岸とお盆ってどう違うの？
秋のお彼岸とお盆って近い時期にあって、お墓参りやお仏壇にお供えなど、過ごし方ってよく似ていますよね？
なんだか混同しそうなこのお彼岸とお盆、違いって何なんでしょう？
お盆とお彼岸の違いは、
- お盆はご先祖がこの世に自ら帰ってきてくれるのでこちらはお迎えして、またお盆の終わりの日は又送り出す
- お彼岸は、「あの世とこの世が一番近くなる日」なのでこちらから会いにいき供養すること。
ここで言う、「あの世とこの世が一番近くなる」というのはお彼岸の中日となる「秋分の日」と「春分の日」は昼と夜の長さが一緒で太陽が真東から昇り真西へ沈む日。
仏教では「極楽浄土は西にある」という教えによって太陽が最も西に沈む春分・秋分の日は、この世とあの世が最大に近づくという理由です。
ちなみに、このお彼岸にお墓参りという仏事をするのは日本独自の習慣のようです。
なんだか調べれば調べるほど、深いです。お彼岸はぜひ家族でお墓参りにいって、先祖代々のご先祖さまに感謝して、新たな気持ちで明日を迎えたいですね！
