花火デートと言えばやっぱりゆかたですよね。
日頃とちょっと違うイメージで彼をドキッとさせられる絶好のチャンス!
定番の花火のイベントもゆかたの本人だけでなく、周りもわくわく感で
テンションあがります。そんなゆかたデビューに水をささないように
ゆかたならではの心得を5つご紹介します。
1.花火や夏祭りは歩きまわるのでゆかたの着くずれ防止策をとる
着慣れないゆかたで花火会場を人混みの中歩きまわると、着くずれは必ずおこります。
「歩きながら、食べる」「休憩にしゃがむ」など意外に動作が多く、洋服では気にならなかった衿元の開きや、裾の乱れなどに注意が必要。放っておくとせっかく清楚なゆかた姿がたちまちだらしない人という最悪のイメージに転落してしまいます。
ゆかたの着崩れ防止策としては
- 衿合わせが開いてきたら、脇のあいているところ(身八つ口)から衿を引いて整える。衿もとははじめからきつ目にあわせておくと良い。
- 衿が詰まってきたら、後ろのおはしょりを左右同じくらいに下に引いて寄ってしまったしわは左右の脇に流す。
- 帯が緩んできたら、帯の下にミニタオルを挟む。
2.見苦しいゆかたの着方でがっかりされないために…。
下着のラインがくっきり…
ゆかたは思いのほか、下着ラインが目立ちやすいものです。夜店のライトやしゃがんだ時に下着ラインがくっきりだとげんなりしますし、それに人から教えてあげにくいもの。ゆかたの下には裾よけやステテコ、ペチコートなどをはいて対処しましょう。
着丈が短い
着物よりはゆかたは短めでは着付けるんですが、あんまり短いと子供っぽい、幼稚な感じに。
くるぶしが隠れる程度の着丈で。
アクセサリーをじゃらじゃら
おしゃれにゆかたを着る今の時代はアクセサリーもOKなんですが、あまりじゃらじゃらつけすぎてしまうと、
清々しい感じがなくなってしまいます。夏のゆかたは涼しげなところが真骨頂。
アクセサリーをつけるなら小ぶりな物を上品に。
3.ゆかたを着ている時のおトイレの練習をしておこう
これははずせない現実問題ですね。野外のイベントでのおトイレはゆっくりきれいな空間はほとんどのぞめません。たくさんの列をなして並んでいる中、スマートに手早く済ませるために家で一度シュミレーションしておくのがいいですよ。
コツは裾を順にめくり上げ、帯にはさむこと。必ずティッシュ、ハンカチはバックに持参しましょう。
4.ゆかたの時のアルコールで気をつけたいこと。
ゆかたは身体を締めているので、いつもより酔いやすくなっています。
雰囲気にのまれてついつい飲み過ぎると大変なことに。またなれないゆかたの着付けによって姿勢が悪くなってしまうとさらに悪酔いの原因に。あとで大きな後悔をしないようにアルコールはいつもより控えめにして。
5.足が痛くならない下駄の履き方をマスターする。
今時のゆかたファッションだとバランスがあっていればサンダルでもOKですが、できれば情緒ゆたかな下駄をはきたいものですよね。ちょっとしたコツで下駄でも足が痛くなるのを軽減できます。
下駄で足が痛くならないコツ
- まずは前緒をしっかり固定すること。
下駄や草履は親指と人差指で前緒(真ん中の結び目)をぎゅとつまんで履きます。
その前緒がゆるいと足の指が固定されず遊んでしまうので擦れて痛みの原因となります。履物屋さんにいって自分の足に合う様に詰めてもらうのがいいですが、
自分でしたい場合は下駄の裏側の結び目を千枚通しで引っ張って割り箸を
小さくきった木片を差し込めばゆるい鼻緒を調節できます。
- ばんそうこうを鼻緒に沿って貼る。
途中で足が痛くなった場合、ばんそうこうを鼻緒に沿って貼ると痛みはましになるでしょう。
前述したように下駄で足が痛くなるのは鼻緒が擦れることによるので。
あらかじめサージカルテープなどを貼っておくのも足痛防止によいかもですね。
まとめ
ゆかたデビューの5つの基本心得、いかがでしたか?
ゆかた独自のマナーやコツを知っていることで恥や失敗をかかずに済みます。
せっかくの楽しい花火大会や夏祭りなどのイベント、
ゆかたで楽しい思い出をたくさん残してくださいね。