夏の祭りといえば花火ですよね~!付き合いはじめの二人にうってつけのデート場所。せっかくなら浴衣を着ていきたいけど、「気合い入れすぎ」と引かれないか、それとも胸キュンでますますデートが盛り上がるかこの2つにきっぱりわかれそうですね。花火大会の初デート、浴衣を着るかどうかで悩める方へぜひ決め手となる解決法をご紹介します。
花火大会、浴衣をいきなり着ていくと彼が引く場合の理由
もう気心知れた仲であったら事前に「今度の花火大会、浴衣で行くね」と彼に言えるし、「一緒に浴衣で行こう」なんて打ち合わせもできますが、付き合いはじめの頃はまだまだそこまで言えないですよね。
つきあい始め、又は付き合う未満の彼女が浴衣を着てきて嫌がる彼はどんな理由で嫌がるのか。
夏祭りのデートにいきなり彼女が浴衣で着たときに嫌がる彼の心理パターンは、
- こんな人混みに浴衣かよっ。歩くのも遅くなるし、めんどくせー。
- 気合い入りすぎ・・・。
- げっ。事前に言ってくれよ~。
となります。
あなたが少し勇気を出して浴衣を着ていったのに上の1,2のような反応であれば、少し雲行きが怪しい彼かも?それぞれの理由と解決法をお話しますね。
1.「めんどくせー」とちょっと迷惑そうな顔をされた。
浴衣は着ている人の方が大変。それでも浴衣でデートを盛り上げようというせっかくのあなたの気持ちをあまり汲んでくれないタイプの人ということがわかります。「さっさと行動できない、めんどくさそう」という自分本位な気持ちの表れです。もしとんでもないところに、浴衣を着てあらわれたらそれは常識はずれで呆れ返られても仕方ないですが、花火大会に浴衣でデートはシチュエーションとしては全くOKなはずです。それでもめんどくさいなと思うのであればこれからも度々そういう気持ちのすれ違いが起こる可能性があるということを知るきっかけとなるかもしれません。
解決法
彼がめんどくさそうと思うような事態にならなければ問題なし。
浴衣であるためにめんどくさそうという事態とは
- 人混みの中、結構歩くのに、下駄の紐が痛いとか、慣れない下駄で歩けないとか言ってへばる。
- トイレで時間がかかり、しかも浴衣が着崩れる→みっともない
- 花火を見る場所に困る。椅子やゴザ、シートなどが必要になってくる(浴衣が汚れると言って座れない)
具体的な解決策は
- 下駄に慣れておく。下駄の布部分がこすれて痛くなる場合がよくあるので絆創膏を準備。
- 浴衣でのおトイレの方法は、裾を順にめくりあげ帯にはさむ。家で予行演習をすることをおすすめです。
- 自分で大判のハンカチなどを用意して、浴衣でもどこでも大丈夫アピールを。浴衣であまり高価なものはないのであまり目立つような汚れをしなければ気軽にどこでも座れますし、必要以上に自分が気にしなければ相手もそのうち「浴衣でもそんなにめんどくさくないんだ」と気持ちも変わってきます。
2.「気合いれすぎ・・」
この反応は微妙ですね。まだ気持ちがそんなに高くないのに浴衣は少し重いと感じる真面目なタイプの人に多いです。別に「ノリ」で夏祭りの雰囲気を楽しむためにこちらは浴衣を着てきただけなのになんかはりきっていると引かれた・・・なんいうパターンですが、これは逆転ホームランのチャンス!です。
解決法
はじめは戸惑いますが、会場に近づくにつれて夏祭りムードは高まり、待ち合わせ場所では浮いていた浴衣も、段々と雰囲気になじむように。浴衣で足が痛いとか、着崩れてもそのまま直せないなどのだらしない格好を見せない限り、はじめは戸惑いを隠せなかった彼も、デート終盤には浴衣のあなたにぞっこんかも。まだ付き合いの浅いふたりなら気持ちが多いに盛り上がるチャンスです。
3.事前にいってくれたらいいのに・・・
これはかなりの脈ありですし、おしゃれな明るいタイプの男性に多いですね。事前に言ってくれたら自分も服装を合わせたのに、とか車で迎えにいったのになど相手を思いやることができる人。この引き方は全く問題ないと思います。
解決法
「事前にいわなくてごめんね!サプライズしたくって」の一言でOK。
事前に言ってしまうと、色々とこちらの浴衣に合わせるために着るものに悩むし、もし学生なら予算もかかるし、いっそいわないで「浴衣着てきちゃった」という方が助かる場合も。
「突然彼女が夏祭りに浴衣を着てきたら」彼はどうする?
という人間観察モニタリングの様に彼の気持ちや性質を判断する絶好のチャンス。
付き合ったばかり、又は初デートなどまだ相手の反応が読めない彼との花火大会デート。突然浴衣を着ていくと引かれてショックをうけたらどうしようなど悩ましいですが
浴衣のあなたに「ハッ」として照れくさそうにしたり、浴衣だと歩くのが大変だろうと歩幅を合わせてくれたり、荷物を持ってくれたりと思いやりを感じる彼であればなお一層好きになりますよね。
又、はじめはめんどくさそうな彼でも、段々と楽しむ雰囲気が作れる彼なら今後もいろいろなすれ違いを乗り越えていけそう・・・。
など花火大会の浴衣デートは色々収穫がつかめそうですね。でもまずは
浴衣を着ていくことで一緒に行く人に迷惑をかけないこと。
それが一番のポイントです。
初心者のための浴衣での注意点をまとめたので参考にして下さい。そして花火大会の浴衣デートを楽しんで欲しいです。
【初心者用】花火大会、夏祭りを浴衣で行くときの注意点
- 「歩きながら食べる」「しゃがむ」など動きは多いので着崩れしやすい。衿もとはきつめに合わせ、裾の乱れにはいつも気を配って。だらしなさは逆効果。幻滅のきっかけに。
- お手洗いは家で予行演習を。裾を順番にめくり上げ、帯にはさむ。
- きつめの香水はやめましょう。汗と混じってむせるような臭いになってしまいます。
- 行き帰りや移動中も人混みの中じゃまにならないように帯結びで空間のとる立体的なものは避けましょう。
- はきなれない下駄で靴づれはおきがち、絆創膏を用意したり、事前に痛くならないように布をはさんでおいたりと対処しておく。
- 洋服と違って浴衣は体を締めているため、体調が悪いときは無理には着ない。
いろいろ注意点をかきました。なんだか着るのが億劫になりがちですが、デメリットも踏まえた上で浴衣を着ていくと失敗は避けられます。花火大会の浴衣は格別なもの。いつもと違う雰囲気で最高の花火の夜を楽しんでくださいね。