毎日めまぐるしく過ぎていく時間に、どんどん頭がついていっていないような・・・。なんと日本では65歳以上ので認知症と判断されているのは460万人。
軽度認知症も400万人で合わせて860万人が認知症、又は予備軍となります。ということは8人に一人の割合で可能性があるということです。
物忘れしだすともうアウト?危険な物忘れと、そうでないもの忘れの見分け方
ドキッとしますね。年をかさねると「ものわすれ」は誰もが経験します。でも、あきらかに記憶力が低下し、判断力が鈍ってきたと思ったら要注意。
認知症は「脳の病気」だからです。
最近忘れっぽいし、何かと会話の中で単語がなかなか出てこないし。ってタイプは心配ご無用。
芸能人の名前や地名がなかなか出てこないなどのもの忘れではなく、実は自分でも意識しない忘れ方が問題なんです。
意識しない忘れとは・・・こんなことしていたのに自分では忘れていて、人に指摘される。
よくお年寄りが「晩ご飯食べてない」と食べているのに言い出すとかありますよね。そういうことなんです。
予防するにはどうしたらいいの?
まずは、自分の脳がどういう状態か知ることが大事なポイントです。
「もの忘れドック」という検査で脳の状態がかなり詳しくわかるようです。
もの忘れドックのおもな流れ
①MMMSE検査・・・・
一つの例)
3つの単語をはじめに覚える→100-7の計算を5回繰り返す→はじめの3つの単語を答えさせる
など
②MRI検査
海馬の萎縮度、脳の状態が見える
などです。他にも「脳ドック」もあり、50代からの世代は3~5年、65代~1年に1度位うけるのが理想だそうですが
費用は4~8万円ほどかかるのでなかなか大変ですね。
認知症までのタイムリミットがわかる検査とは!?
PET検査といって脳の状態の結果が色で表されます。
①静脈注射でブドウ糖の検査液を注射して体内へ
②ブドウ糖代謝、脳の中の血流の流れなどの検査結果の色分布図で判断。
脳の前側に危険信号の色が多いとアルツハイマー型、脳の後ろ側だとレビー小体型認知症※の可能性が高い。
また何年以内に発症しそうなどわかるそうです。
※日本では「アルツハイマー型認知症」、「血管性認知症」、「レビー小体型認知症」が3大認知症と言われており、
レビー小体型認知症は物忘れだけでなく転びやすくなるパーキンソン症状などが延長線上にある。
まず自分の脳の状態を早めにチェックして早めの対策をとりたいですね。
認知症、物忘れドックの費用は?
お近くの医療機関によりますが、わたしの調べたところは