9月の第3月曜日は敬老の日。「敬老の日のお祝い料理は何を作ったらいいの?」おばあちゃん、おじいちゃんが主役のお祝いメニュー悩みますよね。喜ばれるレシピとアイディアをまとめました。敬老の日の献立のヒントに!
敬老の日のお祝い料理で喜ばれるレシピとは?
外食は確かに豪華でいいけど、お年寄りには移動や待ち時間、混雑も負担になります。あまり普段外出していないタイプだと着ていく服も考えなくちゃならないし、選んだお店によっては娘や息子世帯の家計の心配もでてきて何かその後お返ししなくちゃと逆に気を使わせてしまう場合も。
そんなことなら、ゆっくり家でお祝いの食卓を囲んだほうが疲れたら休めるし、自由がきいてラクですよね。
そこで本題です。悩むは「お祝いの献立」ですよね。
でも答えは意外にシンプルに解決しますよ。
まずはおばあちゃん、おじいちゃんの「好物」を出すのが大前提ですが、あとは作り慣れたいつもよりちょっと華やかな「定番お祝いメニュー」で。
「定番のお祝いメニュー」とは?
お祝いといえばお赤飯ですが、お年寄りにはちょっと食べにくいのでおすすめは華やかさも抜群の「ちらし寿司」を中心としたメニューです。
具体的なメニューとしては
- 華やかさを演出するために「チラシ寿司」又は「お寿司盛り合わせ」
- バランスをとるために「茶碗蒸し」「お吸い物」「煮物」
- あとデザートや果物(おばあちゃん、おじいちゃんの好きなもの)
「な~んだ。平凡」ですか?いえいえこれからなんです。
メニューは何のへんてつもない面々ですが、家でお祝いの食事を囲むならではのアイディアをこれからご紹介します!
チラシ寿司のお祝いバージョン
ポイントは何と言っても上に載っている「具」です。
ここに縁起のいい食材やアイディアを盛っていきます。
もし小さいお子さんがいらしたら一緒にお料理を楽しむのもいいですね。
ちらし寿司の飾りつけアイディア
海老…腰が曲がるまで長生きしてね。
紅白のかまぼこの飾り切り…めでたい紅白の色
出典元: 松 ver.☆蒲鉾飾り切り♪ by ときめき博士♪絢乃
椎茸を亀の甲羅の形に切って飾る…長生きの亀に見立てる
出典元:紀文の公式ページより
黒豆…まめは丈夫と健康の象徴
あとは鯛の刺し身や彩りを考えた刺し身をきれいに散らして飾れば完成。
煮物にも「喜ぶ」の昆布をいれたりと隠しキャラを探すように「これはこういう意味だよ」とお孫さんとの会話も弾むかも♪
お正月のおせちを思い出してみて下さい。それぞれが縁起のいいレシピ満載でしたよね。季節柄、使えない食材はありますが基本の考え方は一緒です。
後はおばあちゃん、おじいちゃんへの好物を添えましょう。
お酒や好きな和菓子など、事前にリサーチは必要です。
敬老の日の食卓の演出
敬老の日のお祝いをせっかくするなら、食卓の演出も遊び心を加えたいですよね。おうちでするメリットが自由さです。
- ランチョンマットの手作り
和紙に子どもがイラストを描く。絵まで描けない年齢のお子さんだったら貼り絵でも。 - 席にはメッセージカードを置く。
- 記念写真をとって後日ミニアルバムにして贈る。
高級なモノを贈るより、自分たちをお祝いしてくれるために時間を割いて色々工夫して考えてくれたんだと思うと嬉しいものです。
最後に
かといって、時間の忙しい子育て世代にとっては手作りも負担になるかもしれません。そんなときは思い切って「お寿司の盛り合わせ」をドーンと買っても大丈夫だし、予約をしっかりとって個室空間で外食を楽しむのも普段出不精のおばあちゃんおじいちゃんの気分転換のきっかけにもなっていいでしょう。そんな時でも「好物」のチェックを怠らず、メッセージカードを添えてお祝いすればきっとうまくいきます。お互いに負担が強いられない範囲で敬老の日を楽しむことが一番ですよね。