夏の風物詩といえば花火大会。夏ならではのイベントにはやっぱり浴衣で出かけたいですよね♪雰囲気も盛り上がるし、気分も上がる。
でも気をつけて!
日頃着慣れない浴衣を着たばっかりに赤っ恥をかいてしまった・・・なんてことのならないように浴衣ならではのあるある失敗例をご覧あれ。
花火大会浴衣で昼間にランチ?
「今日は花火大会♪せっかくだから朝から浴衣ででかけて、街ぶらしてランチでも食べよう♪」
と彼とデートの計画したあなた、ちょっと待った。。。
浴衣は気軽な着物なので厳格な決まりではないんですが、少々色柄に気を使う場合があります。
昼間ならなるべく白っぽい色柄のものを選び(できれば半襟をつけて、足袋を履く)、
夕方からの浴衣のお出かけは紺地や濃い目の色に素足に下駄で大丈夫。(白地もOK)
というマナー。
江戸時代からの習わしのようで、藍染の藍が虫除けにもなるので紺色を夜に着ていたとか。
今ではそれほど気にしなくても良いようです。逆を唱える人もいたり、と多様化していますから。
それよりも淡い色のゆかたの時には特に下着が映らないかなどの方を気にしましょう!
ただ、浴衣で入る食事場所のグレードには、配慮が必要。
ホテルのレストランに、浴衣はギリ許せても素足で下駄ではちょっと周りに引かれるかも。
そもそも花火大会までの時間はたっぷりあるので、その間に着崩れはするだろうし、お腹いっぱいになって帯が苦しくなるだろうし、緒ずれして足は痛いわで肝心の花火大会の時間にはすでにぐったり。「早く帰りたい~~」となりかねません。
浴衣での昼間のお出かけは、TPOをわきまえること、長時間になること、足が痛むこと
などを踏まえて望んでくださいね。さらにおトイレ時間も何度か挟むだろうから
自分で簡単な着崩れは直せるようにしておきましょう。浴衣のだらしない着こなしはイメージ大幅ダウンです。
参考サイト→ 浴衣の着崩れの直し方とトイレの仕方、美しい座り方
浴衣の履物は、サンダルOK?
「浴衣って下駄がネックなのよね~。サンダルで行っちゃえ~!」
わかりますその気持。なんといっても浴衣時にツライのは足の痛み。人混みで歩きまわったり、長時間立たざるを得ない状況は避けられませんものね。
最近では浴衣+サンダル派の女子も多く見かけます。ただ、ビーチサンダルのようなものではなくてちょっと和風な感じのもので、それにレースの飾りのついた指の割れた靴下を履くとかの工夫すれば乗り切れます♪
鼻緒ずれ防止+不快な足裏汗、足のムレ対策に。
足と指腹がサラサラ。ふだんでも履いておきたい♪ 4足組でお得。
また、
浴衣+素足の下駄派女子でも鼻緒の太いものや、緩めのものを選び、事前にばんそうこうを指の間に貼っておくとかなりましですよ。
あと、どうしても足が疲れた対策として、指の割れた靴下と、見えないふくらはぎに貼るための湿布などを用意しておけばより万全!
浴衣の汗対策、大丈夫!?
たくさんの人の熱気と夏の熱さに浴衣の中は蒸し風呂状態。特に帯のあたりはきっちり締まっているので大変ですね。
かといって中年のおっちゃんのようにおしぼりでわきや首筋の汗を拭き取るわけにもいかず・・・。
浴衣女子の汗対策は、事前のワキ汗制汗スプレー!
出かける前にシューッとふっておきましょう。これでずいぶん汗の出方が違ってきます。
あとウエットティッシュか汗拭きとりシートを持参し、おトイレタイムの時にこまめに汗を拭き取るなどもいいです。
タオルハンカチももちろん忘れずに。2枚持っておくと、一枚は帯が緩んできた時にタオルハンカチ一枚を「くっ」と挟むと着崩れを防止できたりと重宝しますよ♪
でもなんといってもベストなのはうちわ&扇子。
冷房のようなクールさはないけれど風で汗を冷やす、「気化冷却」によって涼しくなるのは確実です。虫をはらうのにもいいですし、何よりも風情ありますよね♪これは必需品。
自分専用扇子を一つ持っているとぎゅうぎゅう電車などでも便利かも
あと気取らないデートなら、冷えピタを貼っても♪
ある女優さんは二の腕に冷えピタを貼って汗対策しているって聞いたことがあります。
まとめ
花火大会は今では浴衣女子でいっぱい!ちょっと前までは気恥ずかしい感じがしてためらっていたのも浴衣もお手頃に買いやすくなったし、コスプレなどの流行で抵抗感がなくなったことも影響しているのかも。日本の夏といえばやっぱり、花火大会、浴衣ですよね。浴衣の失敗談も過ぎてしまえばただの笑い話ですが、できればがっかりしない楽しい花火大会の一日にしたいですよね♪準備万全、浴衣で女子力アップしましょう♪