引っ越し業界では古くからあった「心づけ」という習慣。いわゆる「チップ」です。
少額でいいとは思いますが、引っ越し時期って何かと物入り。少しでも節約したいのが本音ですよね・・・。
引っ越し時、重い荷物を階段で運んでくれる作業員スタッフに「心ばかりの気持ち」を渡したい気持ちは山々。
でも今は昔と違って合理的な作業になっているし、単身引越しとかだと荷物も少ないので「心づけ」ってどうかな?
単身引越しで心づけは渡すべき?
引っ越し時の「心づけ」という習慣が、ネットでも疑問に思う方が多くいるようで、賛否両論、渡す人と渡さない人さまざまなようです。
まず渡す派の意見をまとめると
- いくら仕事だからといえ、重労働。「よろしくお願いしますね」「大切に扱ってね」という気持ちを込めて渡します。
- 昔、主人が引っ越しでバイトをしていて大変だった。でも「心づけ」をもらってすごく嬉しかったし、はりきって仕事を頑張る気になったよ。といったので渡しました。
- 女性の単身引っ越しだったのでちょっと心づけをちゃんと渡して
機嫌を取っておいたほうが安心かなと思って。 - 熱い夏に5階まで階段の昇り降りがとても大変そうだったので感謝の気持ちを込めてあわてて用意しました。
- 心づけは会社で禁止されている場合もあるようなのでお互いに気を使わないですむ飲み物などを人数分渡しました。
渡さない派の意見は
- 現金を渡すことに抵抗を感じる。渡したからって扱いが変わるのはさらにおかしい。
- 単身引越しは渡さないですが家族の引っ越しの時は渡した。
- 仕事なので渡す必要がない。
などでした。
ネッによると今では「心づけ」渡す人は5件に1件ほど。
全体の25%も満たないそうです。
でも、いくら仕事といえども特別に迷惑をかけたり、大変な思いをさせたりだと
こちらも感謝の気持ちを伝えたくはなりますよね。
ただ、単身引越しの場合は荷物も少ないのでそんなに苦労することもないでしょうから
休憩の時に一息つけるような飲み物などを差し入れするという程度でいいのでは。
単身引越しで心づけの金額は?
ただ、気持ち的にやっぱり飲み物以外にも「心づけ」として渡したいと思う場合、
金額はいくら位が相場か、気になりますよね。引っ越しの規模にもよると思いますが
単身引越しなら大体一人1000円未満が妥当のようです。
単身引越しで心づけを渡すタイミングは?
日本人はチップの習慣がないので「心づけ」を渡すタイミングっていつがいいか迷ういますね。
これにも意見が分かれていて
- 引っ越し業者さんが挨拶に来たその時にリーダーの人にまとめて渡す。
- 最初に「よろしくお願いします」といって一人ひとりに小分けしたものを渡す。
- 最後に感謝の意をこめて「ご苦労様でした、ありがとう」といって渡す。
それぞれの思惑があっておもしろい結果です。
単身引越しの「心づけ」のまとめ
やはり、「引っ越し業者の仕事なんだから大変でも当たり前。」と、割りきり切れないものがありますよね。
人対人なので現金の「心づけ」というのにこだわらず、
「大変ですが頑張ってくださいね」の気持ちを込めて、休憩時に飲める飲み物などを差しだす、
または、余裕があるならば「心づけ」を渡してもいいですし、こちらの気持ちしだいでOKということですね。
ただ、あまり雑な扱いをされたりしたので飲み物さえもだしませんでしたという意見もありました。
やはり人間ですもの、気持ちの問題ですよね☆