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急なお通夜での振る舞い、声かけ気をつけたいことは?

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お通夜の知らせがくるのはほとんどが急なことになります。それに加えてお通夜はそんなに経験するものでもなく、はじめてという場合も多いでしょう。これだけは知っておかないと恥をかくお通夜での振る舞い、マナーや言葉はどうかけるかなどをお通夜に列席するまでの流れでお話しします。

 

お通夜での流れ(実際にお通夜に列席した経験談による)

 

  1. お通夜の知らせがくるとまず他の予定を変更して受付時間に間に合うように時間をあける。(無理ならお葬式だけでも)
  2. お通夜の場所の確認をし、出発の時間を決める。(余裕を持って)
  3. お香典の用意
  4. 喪服のチェック
  5. 小物が揃っているかチェック(バッグ、くつ、ストッキング、)
  6. 数珠、袱紗
  7. 真珠のネックレス(イミテーションでもよい。白)
  8. 受付け(名前を記入、お香典を渡す)
  9. 喪主への言葉かけ(親しく、特に誰とも話していないようだったら間を見計らって)
  10. 斎場の流れ、進行に沿って従う
  11. 自宅に帰ったら、玄関に入るまでに清めの塩をふる。 (宗教による)

※基本的な流れです。

お通夜の受付時間、場所の確認

昔の様に自宅でお通夜を行う場合はお通夜の場所を見つけるだけでなく駐車場もなく、とても大変でした。最近ではメモリアルホールなど斎場で行われることが多く、駐車場や控室など完備され、かなりスムーズです。

それでも時間は余裕を持っていく方がいいです。時間が遅くなるにつれ人も増えどんどん列をなしてきます。私の経験でお話しすると、

そのお通夜の日は地域のお祭りの日でした。
大勢の人や車が混雑するのを見込んで6時受付でも渋滞に巻き込まれると困ると思い、40分前の5時20分に到着。それでも受付には人がちゃんと待機していてスムーズに受付してもらうことが出来ました。それから隣の待機部屋のようなところでおしぼりとお水、希望の飲み物をいただいて心落ち着いて時間まで過ごしていました。

受付時間が6時であっても30分くらい前なら早く来る人を見込んで待機してくれていることが多いので時間は余裕を持って出発。

 

お香典の用意

急なお通夜にお香典袋をあわてて用意てことになりますよね。香典の表書きは宗教によって違ってきますが、わからない場合はすべてに使える「御霊前」とします。

宗教があやふやな時は「御霊前」として袱紗(ふくさ)(なければ100均一でも簡易な袱紗は売っています)に包んで用意します。

金額は地域のしきたり、間柄によって違ってきますが、「4」「9」は避けます。

香典の金額の目安(あくまで参考として下さいね)

  • 両親 10万円
  • きょうだい 5万円
  • 祖父母、おじ、おば、親類 2万円~3万円
  • 知人友人、隣近所3千円~1万円
  • 上司 (20代)3千円、(30代)5千円 (40~50代)1万円~

故人との関わりや遺族とのお付き合いなど、また年齢や立場、地域のしきたりなどで違ってきますので金額は目安としてください。

 

お香典で要注意!

先方の意向で香典を辞退される場合がありますがその時に知っておかないと恥をかいてしまう大事なことがあります。ぜひ知っておいてくださいね!

「御供花・御供物は固くご辞退いたします」とあって香典を辞退されていると勘違いされる人がたまにいます。
これは品物は辞退しますが「香典」は受付けているということです。

「御厚志は固くご辞退いたします」であれば品物も現金もすべて辞退するということなので、香典もいりませんという事です。この違いに注意しましょう!!

 

喪服、小物、持ち物チェック

 

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喪服は女性なら黒ワンピース、またはツーピースがおすすめ。もちろんきらきらしたもののない喪服用です。ひざが隠れる丈でストッキングは黒の透き通るもの。厚いタイツはカジュアル衣料品なのでタブーです。バッグも革製のものはNG。布製がおすすめ。

お通夜はとりあえず駆け付けるということであまり準備周到に正装すぎるのはかえって失礼という風潮が昔ありました。現に私が子供のころにお通夜は普通の服装のちょっと地味めな服で近所の人が駆け付けていました。その印象があってお通夜はあまりがちがちに考えなくてもいいものと思っていましたが、最近はきっちりと喪服で列席が常識のようです。

地域によって差がありますがお通夜やお葬式は急であることがほとんど。日ごろから喪服一式を用意しておくことの大事さを思い知らされます。

また、真珠のアクセサリーについてですが、これは着飾るものではなく、男性がネクタイをするのと同じ感覚で喪服に真珠のアクセサリーというセット感覚です。(絶対必要という訳でもないですが)また真珠は涙を表現しているとも言われています。結婚式にも使えるものですし、余裕があれば一ついいものをそろえておきたいですね。

 

喪主の方への言葉かけ、声かけ

 

お通夜は亡くなって間もないので悲しみや混乱の渦中であることが多い喪主の方や遺族の方にかける言葉はなかなか思い当たりませんよね。

こういう時は最低限、短く低い声で小さく言います。「かさねがさね、ふたたび」など重ねることばは避けます。

「このたびは誠にご愁傷さまです。心からお悔やみ申し上げます」

「誠に残念でございます。看病疲れの出ませんように・・・」

「突然のことでなんと申し上げたらよいかわかりません。心からお悔やみ申し上げます。」

 

など長らく闘病の末だったり、突然のトラブルでの場合などで変わってきます。
何よりも遺された方へのいたわりの心があれば控えめに短い言葉でも気持ちは十分伝わると思います。

 

お通夜の後の清めの塩

 

お葬式や、お通夜の後家に入る前に塩を振りかける。幼い頃、両親がお葬式後に塩を喪服や靴にふりかけてから家に入ってきたのを記憶しています。そのせいか幼心にお葬式は何か怖いものというイメージがついていました。なにかを連れてくるみたいな。

今までは必ず会葬礼状とともに清めの塩がついていたのに最近はついていないことも多くなりました。

もともとは、神道での儀式で「死は穢れ(けがれ)」としたため塩で清める必要があったんです。仏教では反対に「死を穢れ」と扱うことには強く否定して、清める塩は必要ないという考えが今では主流になっています。

日本は古くから神仏混在することが多く、境目もあいまいであったことから神道式の「清めの塩」が根付いたようですね。ただ、神道での儀式で用いられる「清めの塩」は亡くなった方の霊を穢れとしているのではなくて、死によってついてくる邪気を払うという意味です。ここは誤解されないようにお願いします。

 

実際に、私はお葬式やお通夜のあと、塩をかけると意識にあったため、会葬礼状に清めの塩がはいっていないことで一瞬、葬儀屋さんが入れ忘れたんだと思ってパニックになりました。家に入れない・・・。だけど今までも何度か塩をふるのを忘れてたこともあったので「いいや」と思ってそのまま入りましたが。

気になって後で検索してみると先にお話しした通り。今ではほとんど清めの塩はつけないようです。ただ、出入り口にはかごに入った清め塩の小袋が用意されていました。やはり気になる方は持って帰って下さいという意味だったのでしょう。

ちなみに清めの塩の振り方を参考のためにお教えすると・・・・。

 

清めの塩の振り方

玄関に入る前に胸、背中。足元の順にふり、その後手で払います。家族がいるならば、家族に振ってもらうのがベスト。無理なら自分で。

これが正式な清めの塩のやり方ですが他にも、地域によっては塩を足元に盛りそれを踏んで家へ入る、お通夜やお葬式の後はまっすぐに家に帰らず必ず公共の場所に寄り道してから帰るなど地域や風習、言い伝えなどもあいまってさまざまあります。

気になる方は自分の納得する方法でされたらいいかと思います。宗教や考え方の違いで塩をふるもふらぬも自由ということですね。

 

まとめ

 

大変長くなりましたが、いかがでしたか。お通夜は突然のこと。まためったにあることではないため、列席する人は同じようにどうしたら正解かと迷いながら参列している人がほとんどだと思います。多様化もしていますし、何が正解かは誰にもわからないのでは?

忙しい中駆け付けるその行動や、亡くなった方を想い、遺された方へのいたわりの気持ちが一番のご供養になるのではないでしょうか。

 

 

 

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